ボリビアの憲法上の首都「スクレ」において、シムマに扮した若者たちが市内の交通整理に一役買っているようです。
今回のシマウマ運動は、ラパス市でスタートした「交通マナー向上と若者の雇用促進のためのキャンペーン事業」の一環で、スクレでも展開したもです。
先にキャンペーンが行われているラパスでは、市側とシマウマの間で地位協定が結ばれており、スクレでも、この活動の意義や重要性を高めるためにもラパスと同様の措置を求める声がシマウマの間から起きています。
スクレについて
スクレ(スペイン語: Sucre)はボリビア多民族国の憲法上の首都です。建設時はラプラタ(La Plata)、のちにチュキサカ / チャルカス(Chuquisaca / Charcas)と呼ばれていました。1826年のボリビア建国から1890年まではスクレが名実ともにボリビアの首都でした。
現在のスクレは、市内に最高裁判所があるだけで、その他の国家機関はほぼ事実上の首都である「ラパス」に集まっています。
これは、1899年にラパスを拠点とした自由党が「連邦革命」をおこし、スクレを基盤にしていた保守党政権を打倒し、首都機能の大半をラパスに移してしまったことが要因となっています。
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