名古屋市中区大須で2013年4月21日に開催されたラテンアメリカフェスティバルに行きました。会場に到着して、雰囲気を肌で感じてまもなく、がっかりモードになってしてしまったのです。
主催者、ならびに実行委員会の方々の努力を無駄にしてしまうような意見も書いてしまっておりますが、イベント参加者として率直に感じた事なので正直に書きます。そして、来年の開催時によりよいものを創りあげて欲しいと心から願います。
名古屋ラテンアメリカフェスティバルについて
開催日:2013年4月21日
場所:名古屋市中区大須 大須商店街ふれあい広場
公式フェイスブック:Latinoamerica Festival Nagoya Osu 2013
会場の様子
会場は、名古屋市で最も集客力がある商店街の一つ、大須商店街で行われていたので当日も商店街にはたくさんの方が訪れていました。外国籍の方もたくさんいました。
ステージが設営されておらず何も見えないイベントだった
いろいろ事情があるのでしょうが、会場のイベントスペース周囲は、関係者とイベント開催を知る観客が立ち見してもう満杯状態でした。
そのため通りすがりの人は、背伸びをしながら立ち見するしか鑑賞手段が残されていないという状況。写真を見ると分かりますが、立ち見に耐えきれずその場を立ち去る人が多かったです。
正直私は3年前の名古屋ペルーフェスティバルを想像していました。ステージや音響設備が完備されたホール会場で、とても立派なイベントでした。それに対して、今回のイベントは会場にステージが設営されていないため来客チャンスを逃していました。
通行人が立ち止まらないので何も見えない
これは、立ち見に耐えきれず去っていく人が多かった事も理由の一つですが、それ以前に会場が狭すぎるため通行スペースが確保しきれていない状況でした。次回のイベント開催時は改善してもらいたいポイントですね。
次こそは頑張ってほしい
今回のイベントは、多くの人にラテン文化を知ってもらう絶好のチャンスだと思います。それなのに、文化紹介としての訴求力に弱さを感じてしまうイベントでした。
まず第1に名古屋在住のラテンアメリカ出身の人とふれあうイベントではなく、ラテン好きな人が集まってワイワイする交流会のような印象でした。これにはちょっと残念な気持ちです。
実行委員会の方々は、とても一生懸命進行スケジュールの調整や人員整理を行っていたので、こんな文句は言いたくないです。でも、来年こそはステキなイベントに仕上げてもらいたいのであえてブログというメディアを使って言及せてもらいました。
コメント
はじめまして。
全てボランティアでの素人の催し物だから色々と問題は有りそうですね。
無視する人に比べれば、こう言った発言や記事は、これからの彼らのプラスになると思います。
ただ、問題定義だけじゃ冷やかしと何も変わらないので、是非来年(来年有ればですが)は、汗を流す裏方さんをやってみてはいかがですか?
そう言う人が集まれば、きっともっと素敵になると思います
確かにこの記事は問題定義と言いながら、ただの冷やかし話になっていますね。来年も開催されるイベントであれば、関係者の方へ近づく方法を探ってみようと思います。
ところで
>全てボランティアでの素人の催し物だから色々と問題は有りそうですね
と書かれているのですが、実行委員会の事情をご存知なのでしょうか。
私の認識では、当日イベントに出場されていたダンサー、演奏家は素人ではない方(少なくともイベント経験が豊富な方)だったようでしたし、裏方さんたちも商店街関係者が中心だったように思っていました。
もし詳細をご存知であれば教えて頂けますと幸いです。
早々のお返事ありがとうございます。
このイベントに関わった方からこのページを「今年の状況のわかる綺麗な写真が載っている」と紹介されました。
去年も同じところで有ったのですが、その時はNet TVが有ったんですよ。
それはそれで音楽の使用権利の問題が有って、音声無しの画面にしなければならなかったりするグループもありました。今年はそのせいかな、Net TVは有りませんでした。
無料での野外イベントでは、実際金銭的な問題がそのままイベントの有り方に繋がります。
出演していた方もイベントなどでの発表を良くやる方々ですが素人の皆さんです。商店街関係者も素人の皆さんです。
色々と不手際が有ったという話は聞きます。本人たちがのめりこみ過ぎて、気が付いていない事も沢山あるようです。
こう言った記事を書いてくださる方、また批判だけではなく、どこが良くて、それを続けて欲しいとかの応援、そう言ったものが沢山集まれば「疲れるだけだから、もうやりたくない」なんて話にならずに「もっと続けよう」とか「もっと楽しんでもらおう」と言う気持ちになっていくのではないかと期待しています。
大須で始めて2回目、それ以前を入れても4回目(多分)のイベントです。
身内の「楽しかった」と言うような意見ばかりでは、先が見えていると思います。
謙虚な受け取り方は、どちら側にも必要でしょう。
来てくださった方の叱咤激励は必ずプラスになると思います。
何の反応も無いイベントは続きません。
個人的には、「書いてくださった」記事ではないかと思います。
でわでわ。
非常に詳細な情報提供有り難うございます。
イベント関係者の方とつながりがあるんですね。もし、来年も開催されるようでしたら声をかけてください。何か手伝う事が出来るかもしれませんので。
それと、批判的な文章に対する誤解を防ぐ為に、記事タイトル、内容を加筆修正しました。厳しい批評は残しつつも、このイベントが継続される事を応援したいメッセージを強調しました