キューバ進出に意欲を見せるマクドナルド社
マクドナルド社は、キューバへの進出に強い意欲を示しています。同社のメキシコ法人がキューバ進出をほのめかす見解をしましました。
あとはキューバからの許可を待つだけ
2014年12月以降、アメリカとキューバの関係正常化が進み、アメリカからの経済制裁も大幅に緩和されました。これを受けマクドナルド社はキューバへの進出への準備が整い、いつでも進出可能な状態であるという。
同社の発表によれば、あとはキューバ側の許可を待つだけだという。今回キューバ進出を示唆したのは、同社のメキシコ法人で、キューバ進出がきわめて近い状態であることが一連の報道からも推測できます。
ご当地メニューに大いなる期待
Image : McDonald’s – Venezuela
マクドナルドのメニューと言えば、各国の食事情に合わせた「ご当地メニュー」が少なからず用意されていることが魅力の一つです。
中南米では、すでにポテトフライの代わりに「キャッサバ」を使ったフレンチフライや、出店地域における健康志向を考慮した「ツナサラダ」などがご当地メニューとして開発されています。
私の中ではキューバ料理と言えば「豆を使った料理」なので、マクドナルド社の進出が決定すれば、何か魅力的なメニューが開発されるといいなぁと思います。キューバオリジナルの「ご当地商品」がいち早く開発されることを願うばかり。今後、マクドナルド社の進展とキューバ側の動きから目が離せなくなりそうですね。
個人的な要望を言うと、名物カクテル「モヒート」が加わると最高です。
観光開発の”追い風”となるのか
キューバにとってマクドナルドの出店は、新たな観光資源となりえるのかどうかが気になります。キューバ政府は、外貨を稼ぐことによって経済発展、というか税収アップを狙っているようですので、マクドナルド社の進出を許可する公算が大きいとアナリスト達は見ているようです。
ただ、マクドナルドなどのファストフードの進出が、キューバにとって有益な存在になっていくとは限らないと考える人もいるようです。
参照:キューバにスタバやマクドナルドができるとがっかりしませんか?
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