Image by isla-de-salsa.jp
夏に開催される一大ラテンイベントといえば「イスラデサルサ」です。2017年、本イベントは開催21年目。節目を迎えた2016年からさらなる進化を目指し今年は多種多様な音楽で攻めてきました。
イベント名にある「イスラ」はスペイン語で「島」という意味。2016年より本イベントは福岡市の離島「能古島」で開催しており、今年も島イベントとして盛大に開催します。
第21回イスラ・デ・サルサ 開催情報
第21回イスラ・デ・サルサ ワールドビートフェスティバル
21th ISLA DE SALSA World Beat Festival
日時:2017年8月26日 (土) ・ 27日 (日)
場所:能古島キャンプ場(地図)
ラテンフェス「イスラデサルサ」について
イスラ・デ・サルサは、NPO法人ティエンポ・イベロアメリカーノが文化交流を目的に主催する夏の目玉イベントです。
第1回目は、1997年8月に開催。会場は福岡市からほど近い離島「能古島」で行われました。当時は、シンプルなステージを組み、手作り感溢れる、小規模なフェスティバルとして開催されました。
能古島のキャンプ場を利用して開催されたイベントですが、島内の雰囲気をよりカリブ海のビーチの景色に近付けるべく、会場設営として竹や椰子の葉で作った装飾をスタッフ総出で作り上げました。
動員数増加に伴い、別の会場でイベントを継続
時は経ち、このイベントへの来場者も毎年増加し、新たな問題が発生しました。
運営に関しては、様々な苦難もあったようです。動員数の増加に最も苦慮を重ね、ついに聖地「能古島」を離れることを決意。会場を「シーサイドももち海浜公園」へ移しました。
しかし、イベント内容への妥協は許すことなく、経験値を重ね、世界トップレベルのサルサバンドや国内アーティストも参加するフェスティバルにまで成長しました。
ラテン文化センターティエンポは、2016年で20年目という節目を迎えます。イスラデサルサは、NPO法人ティエンポにとっても最重要イベントの一つとなっているのです。
伝説のライブも開催していた
私もイスラデサルサ関連のイベント「ビベラ・サルサツアー」を何度か見に行ったことがあります。
特に、キューバの著名アーティスト「Los Van Van」を鑑賞したことは非常に有意義でした。このバンドリーダーは2014年に老衰で他界してしまい、Los Van Vanのライブは、本当に伝説のイベントとなってしまいました。
他にも、プエルトリコやドミニカ共和国など、ラテン音楽発祥の地で活躍する著名アーティストを次々と招聘しています。
2017年のメインゲストは多種多様な音楽!
- キューバ音楽(ティンバ)
- ラテンギター
- ラテンバンド
- ギターサウンド(フラメンコ・アラブ系)
今年はギターサウンドに力を入れているようです。プレビュー情報を見る限りですと、ALMORAIMA(アルモライマ)というグループが奏でるイタリア・アラブ系のサウンドが私が一番きになる音楽です。
踊り狂うだけではない音楽の楽しみ方を提案してくれるイベントとなりそうです。本番開催が待ち遠しいですね!
イベント詳細 & アクセス情報
第20回イスラ・デ・サルサ ワールドビートフェスティバル
20th ISLA DE SALSA World Beat Festival
日時:2017年8月26日 (土) ・ 27日 (日)
場所:能古島キャンプ場(地図)
詳細:イスラ・デ・サルサ 公式サイト
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