物語は1975年のウルグアイ。
軍事独裁政権下にあったウルグアイ政府に対抗する学生運動が盛んでした。そんな学生運動に参加していた主人公は、誘拐同然で政府に検挙されます。兵舎に連れ去られ、そこに囚われた者たちは全裸にされ拷問や性的暴行が繰り返される日々を過ごすことに・・・。
今回紹介する赤の涙(西語:Migas de pan)は、そんな独裁政権下にあったウルグアイでの実話がもとになった作品です。
ガチの拷問シーンに強い衝撃を受けます
ラテンアメリカといえば、明るいイメージばかりが付きまとうのですが、20世紀末の軍政統治下のウルグアイでは、明るいイメージとは真逆の、人権を無視した弾圧に苦しむ時代を過ごす人々がいました。
裸でつるされた多数の男女が、音楽が流される中で痛めつけられる強烈なシーンが飛び込んできます。実話がもとになっているとは信じ難い情景が繰り広げられます。予告動画でも一部シーンで、残酷な状況を垣間見ることができますので、閲覧要注意です。
ラテンの歴史、人権が無視された時代
本作は2016年にスペインとウルグアイの合作映画として公開されました。
監督はマナーネ・ロドリゲス。原題でもあるMigas de pan (パン粉) は、主人公が収容所に監修された際に展開するエピソードで登場するキーアイテムです。
ラテン社会の今と昔、人権が無視された時代
今、ラテンアメリカの地を訪れると、人々は強く明るく振る舞ってくれますが、その振る舞いの奥には悲しい歴史が潜んでいることを知ることができます。過去を忘れず、でも前向きに生きようという強さ。そして、平和とは何かを改めて考えるきっかけになりました。
この作品から学ぶことはたくさんある気がしてなりません。
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