ブエノスアイレス市で展開する公営のレンタサイクル事業(EcoBici)で使う自転車の台数を追加する決定が下されました。貸した自転車が却ってこない事例が多発したっていう点が最大のポイント。
Photo:Mauricio Macri recorre la ciudad en bicicleta (1 de 3) By Mauricio Macri
自転車コミュニティビジネス: エコに楽しく地域を変える
自転車の台数が足りない!
アルゼンチンでは、公営のレンタサイクル事業が首都圏であるブエノスアイレス市を中心に展開しています。「EcoBici(エコビシ)」の愛称で展開しており周囲からは新たな交通手段として期待が寄せられている事業の一つです。
最近では、観光客を中心に利用者が増加しているようでアルゼンチン国内でも一目置かれた公営サービスの一つとなっています。
ただ悩みも多い事業であり、貸し自転車が盗まれるケースが相次いで発生し、貸すための自転車が随分減ってしまっているのが実情です。こうした状況がしばらく続いてしまったため、レンタル事業そのものに影響をきたしていることが関係者より指摘されていました。市側はこれを受け、エコビシで使う自転車を500台増強する決定を下したのです。
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