スペイン語で読むホラー小説

オススメ書籍
Photo:American Horror Story

スペイン語で恐怖を味わってみませんか?

今回はホラー小説をスペイン語で読んでみましょう。有名ホラー作品も多数スペイン語翻訳されていますので、この機会に「スペイン語による恐怖の表現方法」を体感してみましょう。

Kindleで楽しめます。

ドラキュラ – Drácula

ブラム・ストーカーのホラー小説として有名になり過ぎた作品の一つ。

本来、吸血鬼は「ヴァンパイア」と言いますが、本作品「ドラキュラ」があまりにも有名になったため吸血鬼を意味する言葉として誤用されるようになった作品です。

Kindle : Drácula

変身 – La metamorfosis

ユダヤ系ドイツ人の作家フランツ・カフカの中編小説。

ある朝目覚めると巨大な虫になっていた男と、その家族の顛末を描く物語であり、カフカの作品の中ではもっともよく知られている小説である。

Kindle : La metamorfosis

ダンウィッチの怪 – El Horror de Dunwich

アメリカのホラー小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品。『ダニッチの怪』と呼ぶ場合もある。ラヴクラフト、及びクトゥルフ神話作品の一つ。

太古の地球を支配していたが現在、地上から姿を消している強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が現代に蘇ることを共通のテーマとする。そのキャラクターの中でも旧支配者の一柱、彼らの司祭役を務め、太平洋の底で眠っているというタコやイカに似た頭部を持つ軟体動物を巨人にしたようなクトゥルフが有名である。

クトゥルフ神話とは | wikipedia

Kindle : EL HORROR DE DUNWICH

クトゥルフの呼び声 – La Llamada de Cthulhu

これもハワード・フィリップス・ラヴクラフトが1928年に発表した小説。
こちらもクトゥルフ神話となっている。

死亡した人物フランシス・ウェイランド・サーストンの発見された手記という形式で綴られている。書きおき中の「わたし(故サーストン)」がこれも死亡した伯父、老教授が残した遺品の謎に魅入られ、手掛かりを求めて世界中を旅するという物語。

Kindle : LA LLAMADA DE CTHULHU

ジキル博士とハイド氏 – El extraño caso del Dr. Jekyll y Mr. Hyde

ロバート・ルイス・スティーヴンソンの代表的な小説の1つ。

この作品は、二重人格を題材に取り扱っており、この作品がきっかけで二重人格症状の事を「ジキルとハイド」と呼ばれたりする事もある程、影響力を残している作品。原題は『ジキル博士とハイド氏の奇妙な物語』となっている。

Kindle : El extraño caso del Dr. Jekyll y Mr. Hyde

オルラ – El Horla

ギ・ド・モーパッサンの短編小説。

当時の科学的知見を総動員して、未知なる存在を語るストーリーである。そう言う意味では、SF小説の先駆けと呼ぶことができる。また、本作品の舞台が精神病院に置かれていることもあり、19世紀末の精神医学の様子を伺う事ができる作品でもある。

Kindle : El horla

告げ口心臓 – El corazón delator

エドガー・アラン・ポーの短編ホラー作品の一つ。

パブリックドメインになるほど古い作品ですので、やや古典的な表現が多用されています。初めて古典文学をスペイン語で挑戦するのであれば、こういった短編小説から始めてみましょう。

日本語版も探せばありますので、完全読破を断念する前に日本語で理解してから再挑戦してみるのも一つの手段ですよ!

Kindle : El corazón delator

スマホやPCにKindleとスペイン語辞書をインストールしよう

Kindle Paperwhite

今回、紹介する作品は、日本語翻訳版も出版されている作品ばかりです。

しかしながら、パブリックドメインになるような古典文学も多数あります。いきなりスペイン語で読破する自信のない方は、まず日本語翻訳版を入手し、一通りあらすじを理解してからスペイン語読解に挑戦してみましょう。

古典文学はやや難解な表現も多用されていますので、kindle利用者はスマホやPCにスペイン語辞書をインストールすることを強くお勧めします。

Amazon:Kindle Paperwhite

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