無料のオンライン語学学習サービスのDuolingoは、語学能力の検定を行うDuolingo Test Centerを開始しました。
当面この試験は無料で受験できるようですが、試験結果を多くの企業が求人の際の資格として認定するようになれば、20ドルの受験料を課す計画となっています。
語学検定の独占を打ち破ることを目標に掲げる
Duolingoが語学検定ビジネスについて調査を始めると、現在の語学検定のプロセスには非常に多くの問題があることがわかったようです。
テストを実施するコストはほんのわずかなはずなのに、事実上独占事業であるために巨額の利益が上乗せされているという問題が浮上しました。
Duolingoはこうした事業を計画していたわけではなかったのですが、ユーザーが自分自身の語学力を身につけたことを証明して欲しいと訴える声が増加し、検定試験をオンラインで実現できるようなサービスを開始するに至りました。
スペイン語の検定も開始することに期待
ほぼ独占状態であった語学検定試験に立ち向かっていこくDuolingoの姿勢には大きな期待を寄せています。スペイン語の検定試験も世界的に見れば「DELE」の1択なので、Duolingoが手軽な試験サービスを導入すると、今後の語学検定そのものが大きく変わる可能性があります。
課題としては、検定試験としての信用度じゃないかと思います。まずは小さくスタートさせ運用実績を積み英語以外の言語にも広げていってほしいと願います。
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