スペイン語、日本か海外、どちらで学ぶか迷っている方へ

スペイン語学習

スペイン語学習に関する質問がありました。

現在、スペイン語を独学で勉強しています。 日本でスペイン語教室へ行くか、スカイプでスペイン語を習うか、 はたまた、お金を貯めて中米、南米のスペイン語教室へ行くか、迷っております。 なにかおすすめの勉強法はございますでしょうか?

スペイン語をどこで学ぶのがいいのか迷っているようです。

率直に言えば海外へ出て行って現地のスペイン語になれるのが手っ取り早いのですが、今回はもう少し丁寧な答えを用意します。

あれはんどろ
あれはんどろ

お金があるなら海外、無いならお金を貯蓄しながら日本で頑張ってみようってのが、無難な答えです。

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日本でスペイン語を学ぶ意義

ビジネスシーンでも海外との交流はもはや当たり前。

日本に住んでいるからとの理由で外国語を身につけずに済む理由などどこにもありません。こレダけでも、日本で外国語を習得し、高い会話レベルを維持し続ける意義は大いにあります。

スペイン語は世界屈指の話者人口を抱える言語のひとつ。そんなスペイン語を習得すれば、誰しも一度は海外へ飛び出したい衝動にかられるでしょう。

私もその一人でしたし、実際に中米で働く機会を得ることができました。しかし、世の中にはいろんな事情を抱え、日本から離れられない人もたくさんいます。

今回は、日本でスペイン語を学ぶことに重点を置いた情報提供に力を入れました。

日本にも素晴らしいスペイン語学習の環境がある

Photo: 南山大学 By midorisyu

スペイン語を日本で学ぶか、現地で学ぶか、と言われれば現地で学ぶ方が手っ取り早いのは事実です。色々な事情があって日本を離れられない方もいますので、日本でスペイン語を学ぶことも選択肢として間違ってはいません。

幸いにも日本にも素晴らしいスペイン語の学習環境が整っており、大学のスペイン語学科や語学学校などが全国にあります。

オススメのスペイン語学校

中南米文化の情報発信も行う団体が主催するスペイン語教室は、スペイン語学習だけでなくスペインやラテンアメリカの文化にも触れることができるところが魅力的です。

私のオススメは以下の二つ

この2つの団体は、スペイン語学習をするための場所として本当にオススメです。日本でありながら建物の中に一歩足を踏み入れれば異文化の世界となっているからです。

遠方で通学できない方向けにオンラインレッスンも開講されていますので問い合わせてみる価値はありますよ!

セルバンテス文化センター

セルバンテス文化センターは、スペイン政府による文化交流拠点を運営するための団体です。東京に拠点を置き、スペイン語文化圏の文化交流事業を手掛けるています。その事業一つがスペイン語教室で、スペイン語の検定試験「DELE」を主催しています。

スペイン語教育では世界トップクラスでしょう。あと、セルバンテスではスペイン語のオンライン学習コースも用意しています。

参照:スペイン語コースに関する詳細情報 – セルバンテス文化センター東京.

ラテン文化センター ティエンポ

こちらの団体も特色ある事業を展開しています。

ティエンポイベロアメリカーノが正式名称。通称ティエンポ。福岡に拠点を置き、日本で行われるラテン音楽系のイベントや文化交流事業を手がけています。特に海外から招聘(しょうへい)するラテン音楽系アーティストは世界トップレベルの方ばかりです。

セルバンテスとのつながりも濃厚で、九州地区におけるラテン文化交流の拠点を担っています。もちろんスペイン語教室も開催しており、イベント交流を交えた語学教室が大きな特徴です。

不定期で運営スタッフを募集しており、働きながら文化交流をすることもできます。本記事執筆時点では募集していませんでした。

参照:開講講座のご案内 – ラテン文化センター ティエンポ

スペイン語をどこで学ぶのが一番いいのか

これは、スペイン語をどの程度習得し、その後どう活かしていきたいのかという目標によって変わってくるでしょう。

文化交流程度のレベルであれば独学で学習し、時々、旅行でスペイン語圏を訪れながら習得していく方法が最も効率的でモチベーション維持にもつながります。その際、スペイン語学習の拠点は日本が一番理想的な場所となります。余計なコストもかからず、働きながらでも継続できるからです。

スペイン語を生かすには己の特技が重要

ところが、スペイン語を使った仕事、となると話は別です。まずは自分自身にどういった「特技や専門知識」があるのかが重要です。それらの技術的な解説をスペイン語で行うわけですから、当然会話力にしても相応のレベルが求められます。

例えば、中南米地域では自動車やパソコンなどの修理を専門にできる人が重宝されます。医者、農業技術者、大工、美容師などの技術を持った人は、少々スペイン語会話がたどたどしくても、持ち前の技術力ですぐにコミュニティへ溶け込んでいきます。

外国語を学ぶ場所はどこであってもいい

スペイン語をはじめ、外国語学習者の多くは、学習言語が得意技と考えがちですが、これは大きな間違いです。

言葉は意思伝達ための「手段」に過ぎません。スペイン語を学ぶ場所はどこだっていいのです。覚えたスペイン語と自分自身がどうコラボレーションするのかと言う戦略こそが最も重要なのです。その戦略を練るための場所はどこであっても構わないのです。

参照:外国語学習に成功する人,しない人-第二言語習得論への招待

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