ベネズエラ、ギネス登録のアイス店が閉店「材料が入手できない」

文化・社会

ベネズエラで話題のアイスクリーム店が閉店し、周囲に衝撃が走りました。

フレーバーの種類が世界最多なことでギネス記録にも認定されたお店ですが、ベネズエラの経済状況の悪化による品不足が影響し、材料調達が不能となり閉店を決意。閉店理由を知る周囲からは、惜しむ声が後を絶たないんだとか。

Manuel Da Silva tuvo la idea loca de vender helados de ajo, frijoles o pulpo. Su negocio entró al libro Guinness de los récords por ofrecer más de 800 sabores, pero ya no se pueden disfrutar por la severa escasez en Venezuela. La falta de leche y azúcar obligaron el lunes 4 de septiembre a cerrar las puertas de la heladería Coromoto, inaugurada en 1981 por Da Silva -un comerciante de origen portugués que hoy tiene 86 años- y convertida en uno de los íconos de la ciudad andina de Mérida.

引用 : el-nacional.com

未知の味と出会えるアイスクリーム屋

話題のアイス店は、ベネズエラのメリダという街に店を構えています。店名「Coromoto」といい、1980年創業の老舗のアイスクリーム店です。

日替わりで様々なフレーバーを用意することで知名度を上げ、1991年、368種類という数の多さが認められ店主の「マヌエル・ダ・シルバ氏」がギネス記録保持者として登録されました。

日替わりで、数百種類のフレーバーが用意されているこのアイス店へ訪れるファンは多く、日本からも多くの観光客が足を運んでいるほどです。ギネス記録登録時は368種類のアイスのフレーバーも時間の経過とともに860種類ほどまでに拡充していました。

材料が手に入らなくなり、閉店を決意

しかし、ベネズエラ経済は政府の失政によって深刻な物資不足が続き、彼のアイスクリーム製造に必要な材料が入手できない状況が深刻化しました。

闇市を訪れたりとあの手この手を使って材料集めに翻弄していたようですが、いよいよ原料の入手が困難になり、閉店を決めたそうです。閉店時点では、扱っていたアイスクリームの種類は591種だったとのことです。

もしベネズエラの経済状況が悪化していなければ、今でも営業されていたかと思うと・・・店主の悔しさが伝わってくるニュースでした。

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