初心者の挑戦するパパイヤ栽培:種から育ててみる

作ってみた

沖縄に住む友人にパパイヤの種を入手してもらう事ができたので、種まきからパパイヤを栽培してみる事に挑戦しました。

ただ、今回使用する事になった種は、友人から入手して半年以上冷蔵庫で放置していたもの。本当に発芽するのかどうかも、怪しい状態であったため、発芽試験も兼ねて栽培することにしました。

細かい情報は抜きにして、播種から現在までを、おおざっぱに紹介します。

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用意したもの

万が一の場合でも部屋の中においておけるサイズのプランター
それと、発芽して大きくなったときに与える肥料
(マグアンプKを用意しました)
忘れちゃならないパパイヤの種
(沖縄から取り寄せました)

種を蒔き、パパイヤ栽培の準備に取りかかる

プランターに土を盛り、人差し指で種をまく穴を作る。
この時、人差し指の第一関節程度の深さがちょうど良い。


種を取り出し。


こんな感じの種です。
大きさ分かるように、ノートの罫線上で撮影。意外と小さい。


そして、種をまきまき。
一カ所の穴に3粒ずつ蒔きます。1品種あたり6粒(2穴)蒔きました。
2010年8月26日の午後に播種しました。


播種後は、湿らせた新聞紙を土の表面にかぶせ、パパイヤが発芽する為に必要な水分がすぐに蒸発してしまわないようにします。条件によっても異なりますが、種をまいてから5日~7日すると芽が出てきます。それまで、新聞紙をかぶせておきます。

いよいよ、栽培が始まります

栽培と言っても、写真から推測できるように大げさな企画ではありません。小さなプランターを使い、ベランダでこっそり栽培している程度です。発芽試験とは名ばかりで、発芽を見る為のお試し的な実験と考えておくのが良いのかもしれません。


種をまいてから8日目。9月3日、発芽を確認しました。
農友一号、台農2号ともに同日発芽しました。


スク…


スクスクと育ち、4~5粒程度は発芽してきました。

1週間経過しても発芽しなかったので、あきらめかけた矢先に発芽。ドキドキさせられてばかりのパパイヤですが、こうして育っていく過程を見守るのは、何とも言えない達成感があります。

2010年の記録的な猛暑に、パパイヤもダウン

8月の下旬と言っても、異常なまでに暑い、熱い夏だったので、パパイヤが痛んでしまいました。


台農2号の葉が、完全に縮れました。


こちらの農友一号に関しては、何とか生き残ってます。

それでも、かなり強いダメージを受けました。直射日光をさける場所に、プランターを設置していたはずなんですが、時間によっては直射があたり、しかもベランダがかなりの高熱に熱されてしまう状態になっていたのです。

感覚的には、真っ昼間にアスファルトの上に寝転ぶような状態です。
痛んだパパイヤを見つけた時は、素肌でベランダの床を触ることができないくらい熱された状態でした。

播種のタイミングをもう少し研究する必要性

  • 加温施設を使わない。
  • 無駄な投資を行わない。
  • そして、亜熱帯に近づきつつある日本の気候を有効活用する

これらの条件を前提に、2009年には購入した苗からパパイヤをほ場で栽培(記事)、そして今回、沖縄から取り寄せたパパイヤの種より発芽試験として栽培を行いました。今回の栽培結果は、まだ完全に出た訳でなく、引き続き生き残りのパパイヤを継続して観察する予定です。

少なくとも、今検討すべき事項としては、

  • 播種のタイミングを収穫のタイミングに合わせる必要がある
  • 現状、日本におけるパパイヤの無加温栽培では、完熟させることができないので栽培期間を延ばす工夫がいる
  • つまり、播種の時期を調節し、無加温で冬越ししながら、収穫までの栽培期間を延ばすことが重要となる

さて、この先どうなるのでしょうか。
引き続き、栽培活動に専念します。

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