タカハシは、単身NYで暮らす中年料理人。44歳。薄毛。お人好しで度胸なし。
ひときわ冴えない男が、口喧しい天才老ネズミと出会い、勇敢な大ネズミと繰り広げる珍道中物語。笑いと涙の展開の末、事態は予想もしない方向へ…。
人生の疲れを癒す最良の一冊
鬱(うつ)から最も遠い国メキシコの秘密に迫る、食物と地球の歴史をめぐる「データ・ファンタジー」。TETSUYA(=ドリアン助川)が小説家・明川哲也として執筆した、渾身の長編小説です。
人生に疲れ果てて首を吊ったものの、人間の言葉を話すネズミたちに助けられる。そのネズミたちが彼に告げたのは、衝撃の事実だった。世界のあちこちで正体不明の「憂鬱の砂嵐」が吹き荒れ、ネズミも人間も次々と自殺しているという。
このままでは、みな死に絶えてしまう!最愛の娘がビルから飛び降りる幻を見たタカハシは、人類を救う決死の旅に出る。目指すは、世界一自殺率の低い国メキシコだ。
かの地には、鬱から身を守る四つの宝があるという。その一つは食物らしいが…。
幸福とは何かを考えるきっかけになる一冊
以前、幸福度という基準で「住みやすい国」をランキングした話を聞いたことがあります。話によると、20位以内に中南米諸国がかなりあったんだとか。
中米で生活したことがありますが、確かに住みやすいです。それはインフラが整備されているとかそういう次元の住みやすさではなくて、「人の温かさ」がとても充実しているから住みやすいんです。完璧を求められないその生活スタイルは、一度好きになると病みつきになってしまいます。
メキシコは、ラテンアメリカの中でも住みやすい国の一つ
メキシコは、都市化が進んでいるので、幸福度の充実した国の一つだったかは記憶していませんが、あるデータによると、日本の自殺率25.1に対して、メキシコの自殺率は3.1です。
つまり、今の日本は、ストレスがあまりにも多いという裏付けがされてしまっています。私も同感で、日本は住みやすいようで住みにくい国であるような気がします。
こういう書籍がベストセラーとなり、日本がストレスの無い社会に変わる日が来るのを、ただひたすら待つことだけが私の使命なんでしょう。きっと。
コメント
Batanga・・・午前中にサルサ、メレンゲ、バチャータを堪能させていただきました。
腰をふりすぎ、脚もパンパンでございます。(←おバカです)
さてメキシコ・・・料理?
イヤ~な思い出があります。
昨年LAにでかけたときにメキシカンのレストランにいきました。
一番人気のメニューをと注文してでてきたのが牛肉のチョコレート煮です。
ありえないメニューでした。牛肉はとてもいいお肉なのに。
涙がでそうなほど・・・マ・マ・マズ~イお味でした。
といいますか本当に涙がでました。(笑)
チョコレートをのぞいて食べようと試みましたがどうにも3口が限界。
食べ物ってまさか・・・アレじゃあないですよね・・・。
牛肉のチョコレート煮ですか。
私は、食べたことがございません。
メキシコ人の友人を尋ねて、メキシコへ行ったことがあるんですが、その時はまずいメキシコ料理には出会わなかったですね。家庭料理もいただいたのですが、それはおいしかったです。
ただ、タコスの食べる量が半端じゃない。
食べ過ぎによる腹痛が今も忘れられません。
あ、思い出した!
「Sopa Azteca(ソパ アステカ)」というパリパリのタコスの皮をトマトで煮込んだスープは、苦手です。
アステカって名前がつくので、文明を越えた究極の味(おいしいという意味で)期待したんですが、別の意味で太古の味を知らされました。見た目はおいしそうなんですけどね。
タコスはやっぱりタコスとして食べたいですよね?
パワーアップしましたね~すごい お洒落なブランドのお店がひしめき合うデパートに入ってきた感じです
メキシコ人がはげないわけは 魔法のソープ(ぼうぼう石鹸とちまたじゃ呼んでいるようですが)があるから?
確かに 日本は便利すぎて怖くなるときがあります 銀行に行って新しいATMが使えないだけでも ちょっとしたストレスになっちゃいます 便利すぎてもどうかな・・・
相互リンクありがとうございます