ボリビア、ラパスの市営動物園にアンデス原産のラクダ類「ビクーニャ」にスポットライトを当てたコーナーがオープンし、SNSで話題になってます。
その名もビクーニャランド
En las #FiestasJulias el @zoolapaz Municipal Vesty Pakos estrena el área de camélidos “Wari Pacha”
–> https://t.co/WE0UGdNCNN pic.twitter.com/9FuH682zqI— La Paz Alcaldía (@LaPazAlcaldia) 2017年7月22日
場所は、ラパス市にある市営動物園「ベスティ・パコス」です。園内の一角のスペースが、アイマラ語でビクーニャ・ランドを意味する「Wari Pacha」と名づけられ、来園者が実際にこのビクーニャに触れる機会を提供しているとのこと。
日本じゃアルパカがもてはやされてますけど、本場アンデスでは、最高級毛織物の材料であるビクーニャを可愛がるところに、本場の意地を感じます。
実は生育数が激減した家畜の一つ
ビクーニャはアンデス原産の4種類のラクダ類の一種で、カシミアよりも細かい毛です。アルパカやラマ同様、ビクーニャの毛織物製品は高級品として取引されます。体毛が細いのが特徴ですが、その毛は動物界で最も細く、100分の1mmといわれている。
ビクーニャはかつて体毛を取るために乱獲された過去があり、今では個体数保護のために2年に一度しか毛の刈り込みが許可されていません。1回の刈り込みで成獣1頭につき250 – 350gの体毛しか得られません。
コメント