パラグアイ、雨不足による「ワニ」の危機

パラグアイのチャコ地方では、水不足が深刻化しています。異常気象による雨不足が最大の要因で、この地方に生息するワニまで影響が及んでいるのです。

水が不足しワニが渇死

地域の環境活動家の報告によれば、雨不足によってパラグアイに生息する野生ワニが渇死しています。

この深刻な雨不足は、パラグアイだけではありません。隣接するボリビア、アルゼンチンなど、パラグアイ国境に近い地域においても同様の状態です。専門家らの推計によれば、すでに数千頭のワニが渇死したとのこと。

環境活動家らは、この状況からワニを保護する活動も行っています。

雨不足によって河川や湖沼の水が枯渇状態となり、水を求めるワニがそこらじゅうを動き回るようになったため、付近で放牧を行う酪農家たちに影響が及んでいるのです。

Mientras en el norte del continente los cocodrilos están en la mira después del ataque mortal de uno de ellos a un nene en Florida, en sur son estos animales los que lo están pasando muy mal. La sequía que afecta a Paraguay tiene al borde de la muerte a decenas de ellos.