スペイン語を実践的に使うと、様々な壁にぶち当たります。とっさの一言をスペイン語で言えるようになりたい人へ送るエントリーです。
病気になった時は、自分の症状を的確に表現できず苦しんだ方は多いのではないでしょうか。さらには、恋愛真っ最中の方は抽象的な自分の思いを相手に伝える難しさに悩んでいたりしませんか?
今回は、シチュエーション別のとっさの会話術として活用できる参考書を紹介します。
抽象的な思いを伝えるための工夫とアイデア
あの表現は、スペイン語でどのようにいい回すのか。
日本語で考え、スペイン語でどう伝えるのか表現方法を覚える。シンプルなことだけど、スペイン語を学習する日本人にとって非常にありがたい参考書の一つです。
用例は一つ一つの解説をとても丁寧に記載しています。ただ、他の類似書籍と比べ、例文が少ないのでやや物足りなさも感じますが、厳選された例文を深く掘り下げて解説する点は好印象。
気持ちや思いを伝えるヒント
こちらはシチュエーション別の例文集。自分の考えや抽象的な思いを表現するための手助けを指南してくれます。収録されている例文が豊富なので、時々目を通したりすると効果的かも。
参照:気持ちを伝えるスペイン語
日本人がよく間違える落とし穴を楽しく学ぶ
読んで字のごとく、スペイン語表現で日本人が陥りやすい間違いについて丁寧に解説しているテキストです。
著者は、スペイン語書籍界隈では著名なエミリオ ガジェゴ氏。日本人が間違えやすい表現に的を絞り、なぜ間違いがあるのかといった「落とし穴」について面白おかしく解説します。辞書や文法書だけじゃ理解しきれないネイティブの語感に触れることができるはずです。
参照:スペイン語の落とし穴
病気の時に苦労しないための必読本
もっと早く存在を知っていたかった。
私が中米に滞在する時にこの本があれば必ず携行していきます。それほど、病気になった時の自己表現を手助けしてくれる用例がめちゃくちゃ豊富です。
当時はこの本は存在せず、現地の病院で死にそうな思いでドクターと辞書片手にやり取りした思い出があります。
自分の病症を説明できれば、ドクターは薬を処方してくれますから。スペイン語の語学留学してる人は買っておいて損はないです。
手紙や書類作成の時に役立つ文例集
メールとか文書作成の文例がたくさん紹介されています。
特に文書作成においては、日本とは異なるフォーマットで作成しなければならないので、雛形なども含めて参考になることがたくさんあります。
参照:手紙・メールのスペイン語
貿易事務って限定的な感じがする本ですけど、ビジネス文書を作成するにはちょうどいい文例集やひな形を紹介しているので、こちらも結構オススメ。
日本のことをスペイン語でどう伝えていくのか
勢いよく海外に飛び出して、日本のことをほとんど説明できない自分に悔しさを噛みしめる。
誰のことかと言えば、過去の私。母国「日本」についてあまりにも知らない事が多く、またそれを説明できないことに苛立ちと悔しさを覚えました。
この本に書かれている事が日本のすべてではないのですが、スペイン語で日本を紹介する時のヒントとして活用できる内容だと思います。留学予定の人は、必読!
参照:スペイン語で伝える日本
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