Photo:Panasonic Logo By AreKev
パナマに拠点を置く企業の名前に関するトリビア。
パナマ国内で見かける会社名の頭文字に「PANA」と付く場合、それは国営か地元企業である場合がほとんどです。ところが、日本企業であるPanasonicもパナマ企業と勘違いされるのです。
パナマ人の勘違いに付き合わされた私が困り果てた苦労話です。
名前に「PANA」が付く企業名とか商品名
パナマ国内に拠点をく企業はその社名の接頭語として「Pana」をつける風習があるようです。そのおかげで、パナマとは縁もゆかりもないはずのアノ会社やアノ製品もパナマ製と勘違いされてしまっているのです。
まずは、どんな会社や製品に「PANA」がつくのか見てみましょう。
PANAFOTO
パナマで国内展開している大手電器店。パナフォトと読む。電化製品は何でもある。値段は高い。
PANAGAS
パナガス。プロパンガスや都市ガスの供給を行うパナマ国営の企業。ロゴが可愛いので気に入ってる。国営企業なので、パナマ国内にいると常にこのロゴを目にします。
PANADOL
Photo:بنادول By Abdulla Al Muhairi
パナドール。解熱剤。
「パナ」と名乗るがこの薬はパナマ産でない。ドイツあたりで製造。パナマ人は、この薬が自国で作られたと頑なに信じている。パナマの薬はすぐに熱が下がると説明された記憶が今も鮮明に残ってます。
パナソニック
Photo:Panasonic Logo By AreKev
パナマ人「これ、パナマ国営の電機メーカーでしょ?うちにもあるよ」
私「それ、日本企業だよ」
パ「んなわけねーだろ!」
私「だから、本当だって」
このやり取りは、実話です。
私「それ、日本企業だよ」
パ「んなわけねーだろ!」
私「だから、本当だって」
このやり取りは、実話です。
「パナ」で始まる企業は、パナマ人にとってすべて国営企業に見えてしまうんでしょう。ある意味パナソニックにとっては、パナマ国内で事業展開するための「信用」を勝ち取りやすいのかもしれません。
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