昔、パナマの僻地にいた頃の話。
あの時は、電気なし、水道水なし、舗装道路なしという無い無い尽くしののどかな田舎暮らしをしてたんだけど、その時に唯一のお楽しみタイムが、村にただ1件だけあるお店で買う瓶コーラを飲むことだった。
電気がないので、常温。
常温のコーラを普通に飲んだら、そんなに美味しくありません。でも、どういうわけか、あの時飲んでたコーラは格別の味だった。
私が当時住んでた場所は、文字通りの僻地でしたので、悪路を徒歩か馬で移動するしかありません。1時間も歩くと喉がカラっからになるので、水よりも安全なコーラがどうしても飲みたくなるんです。
稀に、買ったコーラがハズレると、炭酸ヌケヌケ。それも愛嬌だったけど。
そんなことを思い出しながら、眠れぬ夜を過ごす今、こうして書き綴っています。
コーラが欠品してた時は、マルタ(ホップ飲料)を渋々買って飲んでました。思い出したくないくらいの、思い出の一品。だって、マズイ。
こいつが、非常にマズイ。現地の人は「超絶うまいぞ、コレ」って激推ししてくるんだけど、めちゃくちゃマズイ。でも、コーラがない時は他に乗っものがないから仕方なく買って飲んでました。オエエエエエエ!
でも、今飲んだら美味しいって感じるのかなぁ?
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