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ボリビア政府は、国内の飲食店のテーブルに「塩」を置くことを禁止することを検討しています。そのワケは、ボリビア国民の多くが塩の摂取過剰で生活習慣病になっているからです。
ボリビア政府は、塩の設置制限と同時に、国内飲食店に対し、提供する食事に含まれる塩分や糖分の表示を義務づけることも検討しています。
生活習慣病予防のための「塩」禁止令
生活習慣病を避けるための取り組みの一つとして、政府が塩の摂取を制限する取り組みを開始しました。
ボリビアに限らず、中南米諸国では肥満や高血圧に悩む方が非常に多いです。実際、このブログでも数多くの肥満問題を取り上げてきました。ボリビアのように国が率先して健康管理に取り組まなければ、さらなる病状の悪化を招き、国家予算に占める医療費の拡大が懸念されるのでしょう。
自己管理ができないほど、ボリビアの食事がおいしいのかもしれませんね。
これまで取り上げた中南米の肥満問題
このように「食文化」が要因の一つと言っても過言ではない健康問題が中南米には数多くあります。事実、ラテン系の人は日本人に比べてデブが多い、体型の大きな人が多いです。子供二人分の幅に達するような腰回りの人も少なくありません。
ボリビアを始め、中南米全体の健康状態が「黄色信号」であることは明白で、各国政府も警鐘を鳴らし続けています。今回のボリビアでの取り組みがどのような効果を発揮するのか、注視していきたいと思います。
コメント
体格がXデブ○イイから気になっていたけれどシオですか
啓蒙と同時にしないと難しそうですね