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アルゼンチン、社会問題化する自転車の走行スピード

中南米ニュース

Photo:Speed Devil By:callocx
Photo:Speed Devil By callocx

アルゼンチンでは自転車の走行スピードが社会問題となっています。ブエノスアイレスなどの首都圏においてスポーツバイクの利用者が増加し、自転車利用者の走行マナーとルールの尊守が問われているのです。

バスや電車より”頼りになる”交通手段

アルゼンチンでは数年前から交通手段として自転車を利用する人が増えていました。当ブログでも何度か取り上げております。

アルゼンチン国内で自転車利用者が増加した背景には、国内の交通機関が頻繁にストライキを起こしていることが挙げられます。日常的に通勤や通学に大きな支障が出ていたため、企業や団体が改善策を行政に求めていることもあったようです。

また、自転車利用を促進すべく企業や団体がキャンペーンを打ち出したり、自転車通勤者に補助金を支給するようなことも利用者増加につながっています。

スポーツ自転車の普及と課題

Photo:Soma Buena Vista By:Tom Kirsche
Photo:Soma Buena Vista By Tom Kirsche

近年ではスポーツバイクが人気となり、「より速く」走ることを楽しむ人が増えています。しかし、安全と言われる自転車も走り方を間違えれば、危険な乗り物となりえます。

ブエノスアイレス市内でも79歳の女性が「暴走する自転車」とぶつかり、死亡する事故も起きました。記事によれば、自転車は時速60kmで走行していたとの事。

Para los que viven en el límite entre Saavedra y Villa Urquiza el problema no es nuevo. Más allá de la cantidad de gente que corre o va en bici (y rollers y skate) alrededor del Parque Sarmiento, el conflicto es con los que utilizan las bicicletas no con un fin recreativo sino como un entrenamiento de ciclismo.

Los vecinos relevaron hasta 800 por fin de semana, que suelen ir en grupo y a altas velocidades. En el barrio denuncian accidentes (uno de ellos provocó la muerte de una señora de 79 años) y enfrentamientos. Y aunque los ciclistas tampoco están cómodos con la situación, argumentan que no existe lugar alternativo para entrenar.

引用 : clarin.com

自転車利用者へのマナー遵守の徹底と安全の確保が課題

自転車利用者の走行マナーやルールの尊守が定着していないことが、死亡事故につながってしまった今回のアルゼンチンでの出来事。自転車に乗る側のマナーが強く要求される事項ではありますが、スポーツ自転車が流行とともに移動手段の一つとして、どう普及させ、どう安全性を確保するのか。

課題は山積状態ですが、流行りだけで終わらせないよう努めてもらいたいですね。

コメント

  1. 佐藤 より:

    時速60kmをスピード狂などと言うのでしたら、自転車より重量及び専有面積で考えれば100倍以上も危険な車両である自動車で時速60km以上出している人は、テロリストとでも呼んだほうがよいでしょう。
    自動車は一瞬にして二桁の人命を奪いますが、自転車には土台無理な話です。そして自転車は排ガスも騒音も出さず、渋滞を生まないため緊急車両の到着を妨害せず、ヒートアイランド現象も引き起こしません。
    そして、道路から重量が重く専有面積の大きな乗り物の通行が減れば、道路の安全は根本から引き上げられます。だからこそ自動車から自転車への乗り換えが世界中の都市で推進されているんですよね。
    日本では自動車の加害による犠牲は、自転車の1000倍以上にも上ります。ブエノスアイレスでも似たようなものでしょう。道路を高速で走る自転車を増やすことは、むしろ道路の安全を引き上げる効能も持ちます。
    自動車と自転車の速度差が縮まることは安全向上につながりますし、自動車並みの速度が出るということは、自動車の代替車両として十分機能するという潜在能力を秘めていることの証でもあります。
    道路の安全を引き上げるため、自動車から自転車への乗り換えを促進するには、自動車を不便にし、自動車を減らしてでも自転車を増やすほうが合理的です。車道を削って構造分離型自転車通行帯を作るのが代表的ですね。車道を削って渋滞をしても、それは一時的なものでしょう。
    渋滞した車道の自動車運転手らは、横の自転車通行帯をスイスイ走る自転車を見て、自転車への乗り換えを決意しますから、渋滞は自然と解消されていきます。自転車が安心安全にスピードを出しやすい通行環境整備こそが、道路利用者すべての安全向上につながることは、オランダも証明していることです。

  2. 管理人 より:

    >>佐藤 さま
    ご指摘ありがとうございます。
    本記事においては自転車にも危険性が潜んでいるという側面の指摘とともに、自転車利用者の走行マナーとルールの尊守について深く考えてもらう事を主眼に捉え記事を書いています。
    利用者の素行が悪ければ、自転車のメリットがデメリットに転ずる恐れがあり、自転車を普及させる意味も事故が多発するようであれば無意味です。実際に時速60Kmで、しかも人力で走行する乗り物であるはずの自転車との接触によって人が死亡したという事実が重大です。
    自分の運転する自転車で人がなくなってしまった場合、どう考えるのか。本記事で伝えたいことは、そういった意識を掘り起こすことが狙いです。

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