Amazonが新製品を発表しましたね.電子書籍を活用した語学学習を検討している私に取って、今回の発表はなかなか注目している所が盛りだくさん。
新製品の情報に目を通しながら、これらの端末がスペイン語学習に活用出来るのかどうか調べてみます。
Amazonの新製品!
「Kindle Paperwhite」は、フロントライト付きの6インチ電子ペーパーディスプレイを搭載する電子書籍リーダー。従来モデルに比べて解像度がグレードアップしており、「本物の紙のように白く見えるディスプレイになっている」と発表しています。
フロントライト付き電子ペーパーを搭載
片手で持ったときの大きさ、電子ペーパーの画面遷移の様子が見て取れる映像です。旧来の機種と横並びで撮影している箇所もあるのでいろいろ比較出来ますね。
Kindle Paperwhiteの価格は、Wi-Fiモデルが119ドル、3Gモデルが179ドル。両モデルとも出荷開始は10月1日。従来のKindleのエントリーモデルについては、新しいフォントを搭載するとともにページ送りを15%高速化し、これまでより10ドル安い69ドルで販売する。出荷開始は9月14日。
参照:Amazon、「Kindle Paperwhite」「Kindle Fire HD」を発表 -INTERNET Watch
ほぼ同時期にKoboも新作が!
楽天の子会社であるKobo Inc.は9月6日、新しい電子ブックリーダー「Kobo Mini」「Kobo Glo」「Kobo Arc」の3機種を発表し、同日から「Kobo Glo」の予約受付を開始しました。
新しい電子ブックリーダーは、10月1日よりをカナダや米国などで順次販売を開始。日本市場への投入時期は未定とのこと。商品の特徴として「KOBO GLO」は、フロントライト機能を搭載し、暗い場所でも電子書籍を読むことが可能。
参照:ASCII.jp:Kobo社、新電子ブックリーダー3機種を発売
最近出た電子書籍端末の簡単な比較表
最近発表された端末の比較表を載せました。
端末の性能ではSONY製品がやや劣勢?といった印象。
項目 | Reader | Kindle Paperwhite | Kobo Glo |
---|---|---|---|
公式 | PRS-T2 | Kindle Paperwhite | ニュースリリース |
日本での発売日 | 2012/9/21予定 | 未定 | 未定 |
日本での価格 | 9,980円 | 未定(119ドル) | 未定(129.99ドル) |
ディスプレイ | 6型E-Ink | 6型Paperwhite フロントライト | 6型E-Ink フロントライト |
解像度 | 600×800 16階調グレースケール | 1024 x 768 16階調グレースケール | 1024 x 768 16階調グレースケール |
タッチパネル | 光学式 | 静電容量式 | あり |
幅×高さ×奥行 | 110×173.3×10.0mm | 169x117x9.1mm | 113.9×157.4x10mm |
質量 | 164g | 7.5オンス (約213g) | 185g |
内蔵メモリー容量/ 使用可能領域 | 約2GB/約1.3GB | 2GB/1.25GB | 2GB/不明 |
インターフェース | micro SD | 従来通り SDなし? | micro SD |
日本の対応ストア | Reader Store、Bookweb | 未定 | 未定 |
スペイン語学習で役に立つのはどれだ?
今回発表された新機種は、電子ペーパー端末の弱点であった表示遅延の問題を改善しており、閲覧時のストレスを軽減しています。
今後、注目して行きたいのは各社の端末が実現させる外部サービスとの連携機能だと思います。SONYの端末はここの記事(最新電子書籍リーダーの実力は?:ソニーの「Reader PRS-T2」をいち早く使ってみた (2/2) – ITmedia PC USER)で報告されている通り、Evernoteが活用出来ます。
こういった機能を使って単語帳のようなリストを作ったりできます。また、端末に内蔵される辞書機能の充実具合(カスタマイズ出来るかどうか)などは今後の発表を待ちたいですね。
こういった端末を使って語学学習をしようと考えていたんですけど、新製品を調べることに夢中になって勉強がおろそかになっているのが今私が抱える重大な問題となっています。
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