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アルゼンチン、路面電車「トランビア」は開店休業状態なのにモノレールの計画を押し進めていることが判明

中南米ニュース

アルゼンチン、ブエノスアイレス市内を走るの路面電車「トランビア」には、乗客がほとんどいないということが明らかになりました。

こちらの記事でも紹介しましたが、既存の輸送機関の利用客が少ない現状なのに、他の区域で渋滞緩和のために車の代替輸送機関を導入しようとするブエノスアイレス。この矛盾する計画性は、どこから湧き出てくるのでしょうか。

アルゼンチン、道路の渋滞回避のためにモノレール建設を検討
アルゼンチン、ブエノスアイレスでは新たに、モノレールを建設することが検討されています。ブエノスアイレス市内北部を通る高速道路「パンアメリカーナ」の交通渋滞が深刻な問題となっており、渋滞緩和に向けた早急な対策が必要とされているのです。

アルゼンチン行政の「微妙な姿」が見えてきたような気がします。

利用客は1時間あたり25人

2006年に開業した路面電車「トランビア」は、プエルト・マデロ 地区の既存線路を活用し、運転されているものです。

コルドバ通りからインデペンデンシアまで、16ブロックに4駅が設けられており、便は平日は朝8時から23時、土日祝日は9時から22時まで、20分置きに運転されています。

また、運賃は1ペソ(約18円)と決して高くない価格で設定されており、利用しにくい路線ではないにもかかわらず、利用者は1時間あたりわずかに25人しかいないのが現状です。

参照:プエルトマデロ地区 旅行情報 -文野旅行社-

路面電車よりも自転車が便利という実情

実は、この路面電車の不便さは運賃ではなく、到着時間にありました。

トランビア沿線は車の交通量が多く、トランビアを利用するよりも自動車、自転車のほうが早く移動できるため、利用者が思うように伸びないのです。

また、地下鉄「スブテ」など他の交通機関との連携も欠けており、単独でトランビアを利用するメリットは観光目的外少ないのです。このため路面電車への需要はごく限られた範囲で利用されているのです。

新しいモノレールの利用者見込みと計画性

トランビア自体は、とてもモダンなデザインの車両で、観光客からの受けも良く輸送機としては申し分内存在だと思います。しかし、他の交通機関との連携が悪く、また過度な渋滞で自転車よりも到着が遅れる交通機関では、人々は利用しません。

この考えを、今アルゼンチンが検討中の新しい輸送機間の建設計画と照らし合わせると、道路の渋滞緩和を目的にモノレールを造ったところで、その利便性が人々にとって高いと感じる事ができなければ誰も利用しないってことです。

新しい交通システムを誰も利用しなければ、当然自動車や、近年アルゼンチン国内で流行し始めている「自転車」を利用する人が圧倒的になるでしょう。

こういった基本的な計画性と見込みが計算できているのか、アルゼンチン行政へ疑念を抱く人は私一人だけではないはずです。

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