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日本政府、ボリビア政府が提唱するコカ葉利用合法化に反対

中南米ニュース

coca_bolivia250xボリビアが国際会議などでの演説を通して世界各国に「コカ葉の合法化」を求めています。

ボリビア副外相のフアン・カルロスによると、今のところ日本を含め5カ国が反対していることが明らかにされました。日本、フランス、ロシア、スイス、英国の5カ国だそうです。

コカ葉を文化と主張するボリビアに、日本政府が対立する見解をはっきりと示しています。

コカ葉の文化的利用のみ合法化を求めるボリビア

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合法化を求めているのは、アクリオと呼ばれる、乾燥させたコカ葉を直接噛む行為について、ボリビア政府は国際会議などを通してコカ葉の利用を合法化することを求めています。

最近では、ウィーンで開催された国際薬物統制委員会において、エボ・モラレス大統領が合法化を直接要求しています。この合法化に日本は反対意見を表明しているのです。

参照:Bolivia dice que sólo 5 países se oponen al acullico

麻薬撲滅への対策がコカ葉合法化への鍵となるか

acullicoコカはアンデス地方の自生植物で、一帯で何世紀にもわたり栽培、摂取されてきました。コカは医療や儀式にも使われ、疲労や空腹感を紛らわす“薬”としてもよく知られています。特にボリビア西部においては、伝統的にコカを「聖なる葉」と呼ぶほど重要な作物として認識されています。

ただ、コカ葉はコカインの原料にもなることから、国連が禁輸措置をとっているのが現状です。

このように、コカの葉には栄養があり伝統的に摂取されているにも関わらず、コカイン生産の原料でもあるという事実をボリビア政府は認めています。今後、ボリビア政府が公約している「コカイン撲滅」に向けた取り組みが、コカ葉の文化的利用の合法化への一歩なのかもしれません。

参考記事:ボリビア:コカの葉禁輸措置撤廃に向けた真剣な取り組み? · Global Voices 日本語

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