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エル・ブリ:夢の物語、世界一予約の取れないレストランのドキュメンタリー

文化・社会
エル・ブリ:夢の物語 on Amazon
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世界一予約のできないスペインのレストラン「El Bulli」のドキュメンタリー番組が動画配信されていたので紹介です。

作品について

原題:El Bulli Historia De Un Sueño
邦題:エル・ブリ:夢の物語

作品詳細はこちら

El Bulli (エル・ブリ)は、スペインのカタルーニャ州コスタ・ブラバのロザスに、2011年7月まであった三つ星レストランです。開業当初は小さなカフェでしたが、後の料理長フェラン・アドリアと出会ってからレストランが大きく転身していきます。

El Bulli (エル・ブリ):夢の物語では、15話からなるヒューマンドラマをドキュメンタリー形式で構成しています。

Amazon.co.jp: エル・ブリ:夢の物語 シーズン1を観る | Prime Video
エル・ブリが1963年にシリング一家によって開店し、1984年にフェラン・アドリアが入店し運命が変わり始めるまでを振り返る

レストランは劇場である、スタッフは演者である

エル・ブリは、イギリスの雑誌『レストラン』において5度、世界一のレストランに選ばれています。料理を科学的に追求し、レストランを劇場に変え、御皿を洗う人までもその出演者にし、レストラン運営の常識を根底から覆しました。

話題が人を呼び、レストランには約50席しか座席がないにも関わらず、世界中から年間200万件もの予約希望が殺到しました。営業していた当時は「世界一予約が取れないレストラン」と呼ばれ、伝説のレストランとしてその地位を確固たるものとしていました。

しかし、料理長のフェラン氏は多忙のあまり、自分自身の料理が提供できない状況を苦慮し、レストランの休業を決意。2011年7月に事実上の閉店となりました。

閉店したエル・ブリのその後

こちらの報道によればエル・ブリを新たな路線で再開することが決まっています。

スペイン著名シェフがエル・ブリ再開へ、料理提供せず研究の場に
スペインの有名シェフ、フェラン・アドリアさん(56)が、予約のとれない店としてエル・ブリを再開する。ただしレストランではなく、料理は提供せず、プロのシェフが革新...

ただ、再開するのはレストランではなく、プロのシェフが革新的料理を研究するラボとして運営する模様。予約制の博物館も併設するも、料理は提供しないんだそう。

ドキュメンタリーを見て思うこと

美味しい料理は世界中にたくさんあり、それらを食べ歩いている人も大勢います。

舌の肥えたお客たちを満足させるには、地球上で全く新しい料理を出さなければいけないという使命感に追われていたのが、エル・ブリの料理長フェラン氏だったのでしょう。

新しいメニューが「名物」になった瞬間に、それは古いものとなる。それでも話題の店に人は殺到し、常に新しさを求めるための研究がおろそかになっていく。

フェラン氏がエル・ブリを閉め研究に専念するという選択も、こう考えれば非常に理にかなった行動だと思います。小さなお店をつくるところから、世界で輝くレストランに変貌するまでの軌跡。まさにエル・ブリの夢物語がここにまとめられています。

Amazon.co.jp: エル・ブリ:夢の物語 シーズン1を観る | Prime Video
エル・ブリが1963年にシリング一家によって開店し、1984年にフェラン・アドリアが入店し運命が変わり始めるまでを振り返る
カタカナ表記に関して

一般的にはスペイン語に基づく発音表記であれば「エル・ブジ」になるのですが、今回の記事では「エル・ブリ」と記載しています。これは、本レストランのある地域は、カタルーニャ語で呼ぶことが多いことからで、その発音に近い表記「エル・ブリ」を採用しました。

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