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ボリビアの児童手当、物売りの仕入れ資金に

文化・社会
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ボリビアの子ども手当が社会問題化しています。

ボリビアの子ども手当は、就学支援の目的で配布されているものです。ところが、その使途は物品販売の仕入れ原資になっているのです。

貧困が招く社会問題の深刻化について、今一度考える必要があります。

明日の学習より、明日の生活

59)報道によると、ボリビアの一部の子供にとっては、児童手当は商品の仕入れ資金となっているのです。

これまでにも、この手当てが、家庭の生活費となるケース報じられていたようですが、日銭を稼ぐための資金となっていたのは初めて明らかにされたことのようです。

Ninos vendedores de El Alto usan bono escolar como capital

ボリビア政府は、就学児童に対する年金方式の児童手当を、政策的に支給しています。貧困が理由で就学できない家庭のために補助される「児童手当」が、一部の家庭では物売りの仕入れに向けられていることが分かったのです。

家庭の経済的事情などから、学業に向かわず、働くこどもたちがボリビアに限らず、中南米には未だに沢山います。今回のボリビアの場合、路上などで物売りをする子供にとって、この児童手当は仕入れの原資となっている頻度が高いんだそうです。

子ども手当の使い道、経済社会と私たち

日本でも程度こそ違うものの「子ども手当」がひとつの社会問題となっています。

現在こそ年齢により多少の差額がありますが、それでも毎月一人あたり10000円~15000円のお金が割り当てられます。半年ごとの振込になるので、6万~9万円x子供の人数がどーんと振り込まれます。

私が知る限りでは、多くの人が住宅ローンの返済に当てている家庭が多いです。そういうところに限って子供が2~3人いる場合が多いので半年で20万円、年間で40万円程度をローン返済に使っているとのことです。昨今の不況で収入も減っているので「子ども手当」無しでは生活できない状況だとつぶやいたのも印象的です。

経済社会のインパクト、貧困に怯える人々

c40ef7fa-3679-486f-9be2-c9bca88357a3ボリビアの貧困問題にしても、今日本で抱える不況の問題も非常に類似しています。

国家が補助金をばらまいた所で、所詮何か他の支出に利用されてしまい、想定されていた用途に使われる可能性は低いのです。なぜなら、皆、明日を考える余裕が無いのです。

「経済社会」というのは、私達の気持ちを良くも悪くも自在に操ろうとするのです。ひっ迫した経済状況になれば、人々の気持ちに余裕がなくなり、政府からの手当が別用途に使われてしまうような社会問題のような「目先の損得勘定」が働いてしまうのです。

貧富の是正は可能なのか?

本来、政府はこのような貧富のバランスを正すために国民に課税し、社会の均衡を保つ役割を担っているはずです。補助金一つが社会問題になってしまうということは、そのバランスがとれていないどころか、運用主である政府の機能そのものが危うい存在になりかけていることの裏返しなのかもしれません。

金持ちがいて、貧乏人がいる。

そもそも資本主義経済で貧富の是正を行おうとすること自体ナンセンスな話なのでしょうか。一億皆中流階級って言葉が日本で頻出した時もありましたが、ただの妄想だったのでしょうか。

ただ、宗教観念を取り入れると「富を築いた人が貧困を支える」といった趣旨の教えがどの宗教にもそんざいしているので、国や政府がどうのこのと騒ぐより、神様や仏様の教えに従う方が平和な社会を築くことができるのかもしれません。

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