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なんと前年比1.5倍、チリで激増するコーヒー消費量

政治・経済

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コーヒー販売会社大手の「Nestle」は、2011年6月までの世界販売実績が6.7%増加したと発表しました。

チリにおいては国内消費量が前年比で6割近く増加するという状況で、チリ国民のコーヒー消費がNestle社の販売増に大きく貢献しています。

一方で、生産量が増えるにもかかわらず、価格上昇が止まらないことも懸念材料として残っています。世界のコーヒー消費に関する動きが、結果的に日本国内で流通するコーヒー価格に影響を及ぼしているのが現状です。

今回は、そんなコーヒー生産国でもある南米チリの現状を調べました。

コーヒーの売上、1.5倍増

cafe-con-lecheチリ国内のコーヒー製品の売り上げが、前年対比で57%も増加したと発表がありました。Nestle社の世界での販売増加は6.7%なので、チリ国内での販売量がいかに激増しているかが一目瞭然ですね。

コーヒー消費の増加は、世界的な傾向となりつつあるのが昨今の現状です。

とくにその楽しみ方のバリエーションが増えており、チリでもインスタントコーヒーから豆、粉コーヒーなど、さまざまな加工を施したコーヒー豆の需要が個々数年高まっています。現在のチリにおけるコーヒー市場で、このような加工品への需要は5%程度のシェアとなっているようです。

参照記事:Hogares chilenos impulsan compras de cafeteras y ventas crecen 57% en un ano

生活向上が、コーヒー消費量を増やす

ここ最近は、新興国の生活レベルが向上し、それが起因となり日常生活でのコーヒー消費が増えてきています。以前も「コーヒーを増産する国、値上げする国」でコーヒーの現状を取り上げました。

コーヒーを増産する国、値上げする国

中米でコーヒー豆の生産が増産されているにもかかわらず、その生産量をはるかに超える消費が中国国内で顕著に現れていることを指摘しました。

チリでもこの動きは顕著であり、報道によると販売価格も上がってきているようです。コーヒー需要が高まることは、市場規模の拡大につながりますが生産をはるかに超える消費となると、話は別でしょう。

コーヒーは、食品の中でも特に嗜好性の強い品目だけに、それまで「ぜいたく品」であったものが、人々の生活向上にともなって「生活必需品」に近い存在となりつつあります。今後さらなる価格上昇や入手困難な状況になることも見込まれ、我々日本人もコーヒーが手に入らなくて飲みたくても飲めないってぼやく日が来るのかもしれません。

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