ボリビア、国内初となる母乳バンクを設立

健康・医療
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ボリビアに国内初となる母乳を保管しておく機関が今年の春に設立されました。

その名も「母乳バンク」、スペイン語では「Banco de leche materna」と呼びます。国内の「余った」母乳を集め、諸事情で自分の母乳で子育てできない人たちに再配布するのが、この期間の大きな役目です。

今回は、日本ではあまり馴染みのない母乳バンクについて調べてみました。

母乳バンクとは

母乳バンクは血液バンクと同様に、母乳を保管、提供する機関です。余った母乳を「献血」のように集め、それを安全に保管し、母乳を必要とする乳児を持つ家庭に配布するのが大きな役目です。

ボリビアでは、国内初となる母乳バンクが首都ラパスにあるラパス周産期医療センター(Hospital Materno Infantil de la ciudad de La Paz )に設立されました。

同様の機関は近隣国ではブラジルやエクアドルなどにも設立されています。また、ボリビア国保健省は今回のケースを手本に、今後ほかの都市にも設ける方針を打ち出しています。

母乳の2割を提供、8割をバンクへ

伝染病などの排除のため、母乳のドナーは厳しい審査のもとで選抜されます。健康であり、かつ非喫煙者であることが絶対条件となっています。

ボリビア国内(現状はラパス市内)で集められた母乳は、低温殺菌され微生物などが含まれていないことを確認した上で利用します。

全体の8割を母乳バンクに保管し、残りの2割を医療ネットワークなどを通して必要に応じて配布されることになっています。

感染予防が主な目的

HIVウイルスに感染した母親からの母子感染を防ぐことを最大の目的としています。さらに、アルコールや薬物依存に至ってしまった母親も配布対象とされています。

未熟児やアレルギー体質の子供も配布対象となっており、こどもの健全な養育のために母乳バンクが活用されることが期待されています。

2008年のボリビア保健省の発表した統計では、ボリビア国内の新生児死亡率は1000人中27人となっています。今後この母乳バンクの活動を普及させ、新生児死亡を少しでも減らしていく取り組みを行っていくと、保健省大臣のエリザベス・カニーパはコメントを残しています。

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