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揺れるエクアドルの花業界

文化・社会

cayambe2011
これまで、アンデス通商促進麻薬根絶法(Atpdea)のおかげで、エクアドル産農産物の多くの品目で対米輸出の際に関税が優遇されていました。しかしこの法案そのものが、今年の2月12日で期限切れとなり、今は高い関税率が適用されるようになりました。

中でもエクアドルの花き産業は、米国市場での競争力が低下し窮地に立たされています。

エクアドルから米国への花卉輸出は5%減少

花卉はエクアドルにとって、重要な輸出用農産品となっています。

先週末の5月8日は「母の日」で、米国ではこの日にかけて花卉の市場での需要が高かったにも関わらず、今年度の実績を見ると、この4月17日から5月1日の対米輸出は5492トンだった。この数字は、花卉生産輸出業教会(Expoflores)によるもので、前年同期の5772トンを5%下回っている。

アメリカに頼らない産業構造の改革が必要か

対米輸出が減少したのは、アンデス通商促進麻薬根絶法(Atpdea)の期限切れが原因です。このAtpdeaによりエクアドル産品は、対米輸出の際に多くの品目で関税が優遇されていました。考え方にもよりますけど、優遇されすぎていたのかもしれません。

しかしこの2月12日で期限切れとなり、今は高い関税率が適用され、米国市場での競争力が低下しているのです。エクアドルの政財界は米国議会に対し、Atpdeaの再延長を求め、陳情しているようですけど、甘い蜜はいつまでも吸い続ける事はできないんじゃないかと僕は思います。

現段階では、アメリカの国議会で再びこの延長を審議するような動きがない状態なので関税引き下げへの道はおおよそ閉ざされたものと考えるのが自然じゃないでしょうか。

ヨーロッパやアジアへの進出が鍵となるのか

アメリカへの輸出が減る一方で、輸出相手先としてはアメリカに次ぐ欧州連合(EU)への同時期の輸出は、2358トンでありアメリカの半分程度ではあるが、前年同期の2048トンを15%上回っていました。

この結果を踏まえれば、エクアドルの花き産業の今後は、アメリカへの依存から脱却し、ヨーロッパや新興国の多いアジア圏に向けて積極的に展開して行く事ではないかと思います。

元記事:Por Atpdea y costo de fletes bajó venta de flores a EE.UU.

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