キューバ、オンライン百科事典と電子図書館を開設

テクノロジー
スポンサーリンク

EcuRed01.jpg

キューバでオンライン百科事典「EcuRed」と同名の電子図書館が、このほど立ち上げられたそうです。最大の売りは「キューバの視点から世界や歴史に関する項目を解説する」ということ。

掲載項目も1万を軽く超えているようなので、かなり気合いを入れて運営準備をしてきています。

キューバ視点の歴史解説がどういうものなのか、そして、キューバ好きにはたまらない文献が集まっているかもしれない電子図書館がどういうものなのか気になりませんか?

掲載項目は1万9000件以上、対立国アメリカについての記載が…

EcuRed02.jpg

掲載項目は1万9345件。

ユーザーはサイト管理者の承認を得た上で、各項目の内容を更新することができる機能が設けられています。これ、いわゆる「Wikipedia」のキューバ版ってことですね。

同サイトが開設の理由について調べてみると、「キューバから世界とともに、あらゆる人々のため、あらゆる知識の創造と普及を目指す」と説明しています。また、「植民地支配から独立した国の視点で、利益を求めず、民主的かつ客観的に、知識を集め発展させる」としており、キューバにとって不利な情報がいったいどのように解説されているのかが最大の焦点になっています。

注目すべき解説記事は、キューバと長年対立してきたアメリカ。

サイトでは、「現代の帝国」で「史上最強の国」と表現。歴史的には「力ずくで領土や天然資源をほかの国から奪ってきた」とし、「地球上で生産されたエネルギーの25%を消費している」と述べています。>>該当記事

ある意味、恐ろしい国としてやんわり解説しているようです。

参照:オンライン百科事典「EcuRed」|EcuRed.cu

電子図書館も注目!

電子図書館は、スペイン語学習者にとってはなかなか興味深いサービスとなってます。
何より、無料でスペイン語の文献が読み放題ですからね。

EcuRed03.jpg

上記画像のように、キーワードで検索、文献の項目で検索など、索引機能もある程度充実しています。なぜか、リンクがアイコンだけに張られていて文字をクリックしても何も反応しない所には驚きましたけど…。

資料はPDF形式で管理されており、スペイン語特有の文字による文字化けなどの心配は無いようです。

Gramática y poesía: propuestas didácticas. Didáctica. Lengua y Literatura, 2004 Vol. 16: 117-126
>>PDFダウンロード

サイト全部ではないですけど、一部の資料であればグーグル検索でも引っかかるみたいです。

参照:電子図書館「EcuRed」|biblioteca.ecured.cu

実際使ってみた感想としては、どちらも微妙

まず、オンライン百科事典はキューバならではの表記がされている点が評価できます。

ただ、これを除けば、Wikipediaに勝る部分は一つもありません。対象言語も、掲載数も圧倒的ですからね。一つの話題として眺めるには、とても興味深いものですが実用性は今の所無いですね。今後の扱う項目数の増加を期待したい所です。

電子図書館はかなり機能不足な印象です。

目的の資料を探そうとすると検索機能がやや機能不足だし、新しい発見をするための新着情報などの案内が無いので何が新しいのかイチイチ調べないと分からないところが最大の短所。まずは、お試し程度に適当な文献を読んでみることをおススメします。

スポンサーリンク
テクノロジー
この記事をお友達に紹介してください
プロフィール

スペイン語を学び、インターネットの世界に一歩踏み込んだら人脈と視野が広がりました。今は、創作活動に夢中です。みなさん仲良くしてください!

あれはんどろをフォローする
スペイン語学習のヒント

コメント

  1. 分家 より:

    Japónをみて見ました。特段好意的ではないですが、資料なのでいいと思いました。

  2. 管理人 より:

    なるほど。肝心なことを調べるの忘れてました。「日本」についてどのように説明されているのかを調べなくてはいけませんね。後で読んでおきます。

タイトルとURLをコピーしました