メキシコで大ヒットとなった映画「ルドandクルシ」を見たので、作品のネタバレ要素を一切書かずにか感じたことを記します。
私が期待していたのは、本作品からメキシコ社会の闇を読み取ることができたらなぁと期待したのですが、それはちょっと期待過剰な結果となりました。
メキシコ国内で夢を追うことを描く
本作品は、メキシコ人の成功と失敗をコミカルに描写した内容です。
メキシコの抱える社会問題は、私の知る限りでも深刻な状況であり、ラテン社会の闇みたいな部分をこの作品から読み取ることができるかなぁって期待したんですが、それは期待はずれでした。
やはり、映画作品ですのでストーリ性も重要です。メキシコの深刻な場面ばかりを伝えていては本作品の面白さが伝えられないと感じたのでしょう。やはり映画でメキシコの闇を表現するのはちょっと難しい気がしました。
貧困格差のあるメキシコ社会だからこそ、成功して皆を幸せにしたいっていう「夢」がうまれてくるんだと思います。人々の小さな動きに、メキシコの社会問題が映し出されていたのかもしれません。
映画を観て思うこととか
メキシコの田舎産まれ田舎育ちの主人公が、サッカーが得意であったことがきっかけで始まる物語。ある兄弟のメキシコにおける成功と失敗、そこから立ち上がろうとする姿をコミカルに映し出している映画でした。
物語全般がとてもコミカルなので、メキシコの雰囲気を楽しむには十二分な映画です。
ラブシーンに釘付けでした。
ストーリー展開に盛り上がりが無かったのは事実。
強烈な社会批判も無く、メキシコ人の成功と失敗を淡々と映像にした感が否めません。ただ、一つラッキーな「おまけ」もありました。物語中盤にちょっとピンクな描写があり、その表現の忠実さというか「これがラテン系のセクシーなのか」と驚いたことは特筆すべきことです。
ドキドキしちゃいました。
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