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音楽の集め方は、海賊版か違法ダウンロードの現状を考える

テクノロジー

pirateria.jpg
メキシコ人の友達の家にお世話になった時、滞在中に「ある種の屋台」を訪れる機会がありました。その屋台ってのは、そう、海賊版のCDやDVDばかりを販売している屋台のことです。

まるで合法のように展開しまくっているその屋台にも驚いたんですが、屋台街を散策しながら話してくれた、海賊版のディスク販売に対する友達の見解も強く印象に残っているのでここに書いておきます。

ただ、これから書くことは、中米にいる友達から聞いた話、インターネットを通してニュースで見たりして思ったことなので、中南米全体に言えることかどうかは不明です。

だけど、書いておきます。

正規版の値段は高すぎるんだよ

■友人「E君」の発言より

「メキシコ社会全体を見た時、我々(友達の家族)の収入ってのは中流にあたると思う。でも、映画館の入場料金だとか、正規版のCDやDVDの値段はメキシコの物価を考えてもあまりにも高額なんだ。我々メキシコ人は、毎日を楽しく生きたいと思っているし、楽しくなければ意味が無い。

音楽があれば踊るし、映画を家族で見に行くことだってやりたい。

でも、正規版のCDやDVDを買おうとなると、それでタコスが何十枚って食べれてしまうんだ。映画を一度見に行ったら、安いランチが食べれてしまうくらいだし。

そんな状況の中、正規価格の10分の1以下で入手できて、しかも高品質であれば、庶民の感覚であればそちらを選んでしまうでしょ。だってお金がないんだもん。君ならどうするの?」

メキシコ人の友達の言い分はこうだった。「金がない状況の中で、超低価格で高品質のものがあれば、どんなに理性のある人間でもソレを選んでしまう」と。実際メキシコでは、ほとんどの人が海賊版を購入しています。もちろん悪いのは知っていて。

「君ならどうする?」と問いかけられたんだけど、その時、僕は答えることが出来ませんでした。なぜなら、それまで海賊版を買ったことも見たことも無かったからです。

で、苦し紛れに、「違法なコピーは悪いことだけど、こうして音楽なり映画を楽しむ権利ってのも大切だよね」なんて訳の分からない回答をしたのを覚えています。こんな会話からしばらく時間が経過するんですけど、今も後悔の念みたいなものが残っています。

こんな文章も見つけた

私の友人と同じ考えを持つメキシコ人がいるようです。

海賊版販売に対する個人的意見(スペイン語)

メキシコの「タクーバ通り」では、最近流行の音楽ディスクや著名人のベストアルバム、さらには「MP3ファイル」となったレコピレーションアルバムなんかがたったの15ペソ(日本円で200円程度)で入手できます。

でも、メキシコ国内の平均的な最低収入は日給45.35ペソ(500円程度)である。彼らにもまた、映画や音楽を楽しむ権利ってのはあるけど、正規版で160〜300ペソ(1500〜3500円)するようなディスクを購入したり、ポップコーンとコーラをたしなみながら1回の鑑賞で1人45ペソ(日給と同じですね)するような映画を見ることを実現するには、どれだけの期間食事を我慢して貯金しなければならないんでしょうか。

>>一部抜粋して超訳

実際、メキシコだけでなく、中米にはいろんなところに「Pirateria(ピラテリーア)」と呼ばれる海賊版業者の屋台があります。それはそれは、ものすごい数で、警察当局が一斉捜索したところで潰せるようなものではない規模となっています。

海賊版は、違法。でも、その一言では済まされることではない問題が、この件に含まれているような気がします。平等とか社会の権利とか、簡単には解決できない部分がある中で、「音楽や映画」といった人々が日常的に楽しむ行為が複雑に絡み合っていると考えられます。

日本でさえ解決できていない問題だけに、この著作権の問題は今後ずっと尾を引くものだろうと考えられます。欲を言えば、提供元がもっと価格を下げてくれれば良いのだろうけど、制作費とかそういう事情を考えれば、無理な話なんでしょうね。

あ〜、物価の高きこの世の中を恨めしく思います。

中米のピラテリーアの写真を集めてみた

海賊版を売ってる屋台といっても「ピン」とこない方もいると思うので、各方面より写真を集めてみました。これぞ、中米のピラテリーア(海賊版ディスクを売る屋台)って写真です。
Diga-no-a-la-pirateria
メキシコ。オリジナルクオリティ(店主自称)のDVDがずらり。店頭のモニターで動作確認できる。このように数十歩歩けば、最新音楽の海賊版ディスクが平然と売られているのです。
っていうか、ここ大盛況だよ!もうけ過ぎ!!

Mexico 242
こちらは音楽ディスク。パッケージ売りが基本で中身は空っぽ。
これを聞きたいって店主にお願いすると、どこからかディスクを取り出してくる。

la pirateria en guatemala
こっちはグアテマラ。メキシコとだいたい同じ。

GUATEMALA (Guatemala) - 6a Avenida, Zona 1; piratería
ディスクに直接印刷してパッケージとして販売している所もある模様。お姉さん?おばちゃん?微妙な体型の女性の後ろ姿が気になる

nuevo formato pirata
ニカラグア。大きなフタを取り付けたものが珍しいんだとか。
正直な所、そんなことはどうでも良い。

こういう店って、都心部か国境付近の街に多いんだよねぇ。都心部はともかく、国境付近に多いのは警備とかがゆるく、店舗の営業が比較的簡単なのかしら?
詳しいことは、よくわかりません。

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コメント

  1. ラテンカラー より:

    突然の投稿失礼致します。
    当方はラテンカラー[ http://www.latin-color.net/ ]
    というラテン(南米・中南米)在住の日本人ブロガーさんによるブロガーさんの為の情報サイトを運営しております。
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    登録ページ
    http://www.latin-color.net/entry.html
    突然の投稿にも関わらず、最後までお読み頂き有難うございました。

  2. soon より:

    はじめまして。 
    中米旅行した際にCDを買いたいといったらPirateriaに
    連れて行かれました。
    ”いや、正規のCD買いたいんだけど・・・”
    って言ったら”だめだめ!なんてもったいない!”と言われ
    決して連れて行ってくれませんでした。
    結局日本に戻ってネットで購入しました。
    でもラテンアメリカの旅の思い出として買いたかったです。