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「海外で一旗揚げよう!」と志す学生さんの悩み相談をしました

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Photo:Mim Roushan is 30 years old and has three children. Mim's most recent child was born at a BRAC delivery centre in Koral slum. Mim's oldest child Rotan prepares to leave for school at a BRAC primary school. By:DFAT photo library
Photo By DFAT photo library

先日、大学4年生で自分の進路に悩む学生さんの進路相談をしたので報告します。

海外で一旗あげたいと志を高く持ち、それでも沸き起こる不安をどのように解消してよいかわからなくなって知人の伝手で私のところへやってきました。

私は、中米で仕事をした経験があるので、この学生さんの「海外で何かやってみたい」という思いを応援したい気持ちで相談を受けました。本記事はそんな悩み相談の答えとして私が話した内容の一部です。海外志望の方に向け、海外へ行くことの期待と不安に率直な気持ちで答えています。

異論反論あるかと思いますが、就職活動中の方のヒントにもなるかもと感じたので、ここに共有しておきます。

高い志と勢い任せな行動力は必須

学生さんは、就職活動真っ只中の大学4年生の女性でした。海外志向があり、就職の道を選ばず別の進路を選択しようと迷っているようでした。

彼女への第一印象は、ガッツがあるということ。「海外に出向いて自分の可能性に挑戦したい」と熱く語ってくれました。志は非常に高い学生さんだと思います。ぶっちゃけ、当時の私よりもしっかりした考えと計画を持っており、ぜひぜひ応援したいと感じました。

自分の強みはありますか

経験年数が何もかも短い学生さんから自分の強みを引き出すことは容易ではありません。結局、この手の質問でよく出る答えは「語学留学」です。

しかし、語学は伝達ツールとしては重宝されるけれども、自分の強みにはなりません。その点を考慮してもらい、在学中に取り組んだことなどを中心にいろいろと聞き出したのですが、やっぱり語学留学しか出てきませんでした。

特殊言語じゃない語学は、強みでも何でもないのです。

孤独に耐えられますか

本当に一旗あげたいのであれば、一時は孤独と戦う時期を過ごさなければなりません。甘えとか諦めといった弱みと向き合う必要があるのです。

この学生さんは語学留学の経験があったので、どんな留学生活だったかを聞いてみたところ、日本人同士で仲良くわいわい過ごす語学留学でした。こうしたエピソードを聞いて私は学生さんに対し、考えが甘すぎる点を柔らかい表現にしつつも厳しく指摘しました。

リスクをとれますか

海外に限らず、スランプを乗り切るための強い精神が必要です。

海外で生活を始めると、まず間違いなくスランプに陥ります。かなり落ち込みます。就職活動中の学生さんは、新卒で企業に採用されて働いたほうが有利であることは承知しています。そういった既定路線から外れることの不安ばかりに目が行ってしまい、自分が第一歩踏み込んだ時にやってくる出来事に目を向けられていません。

悩みすぎも禁物ですが、適度に悩み、適度に挑戦するためのリスクをとっていくのはとても重要です。

最後は自分で決めなさい

海外での生活経験がないくせに、海外で挑戦していくことを志望すると最初に大きな壁にぶち当たります。就職活動中の学生さんは「新卒」という枠から外れることへの不安の方が大きいのではないかと思います。

私もすごく悩みました。

もし失敗したらどうしよう、だとか、日本でまじめに仕事していたほうが堅実かも、とか。あれもやったし、これもやった。いろいろと手を伸ばして私が当時抱えていた不安から逃れようともがいたのですが、そんな不安は消えず、さらに手を伸ばして始めた事も失敗に終わったのです。

悩むことはごく当たり前のことで、こうやって悩む時間をしっかり持つことで、自分の将来を慎重に考えることができるし、自分自身を成長させることができるのです。

自分の信念を貫き最後まであきらめるな

海外へ憧れを一度でも持ってしまうと、なかなかその気持ちを捨てることはできません。

私も、失敗が続いたのですがあきらめることができませんでした。世界を自分の目で確かめ、旅行とは違う事業に参加し結果を残したい。この思いを頼りに、最後まであきらめずに挑戦し続けました。

新しいことに飛び込む直前は非常に苦しい選択を余儀なくされます。しかし、信念をもって続けていれば必ず「やりがい」を感じるときがやってきます。この学生さんには「海外へ行くことに少しでも近づけるように、今できることを続け、決してあきらめないようにしなさい」と、伝えました。

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