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Photo:Gure familia quinua biltzen By:Uxue HegoAmerikan
Photo:Gure familia quinua biltzen By Uxue HegoAmerikan

国立統計機構(INE)のデータによれば、ボリビアからのキヌア輸出が単月ベースで見ルと46%減少していることが明らかになりました。

キヌアは、近年、世界から注目が寄せられている雑穀の一つであり、ボリビアは主要生産国の一つです。輸出減産の要因は、隣国ペルーにおける増産と天恋不順による渇水とみられています。

2016年1月の輸出額は510万ドル



Image by El valor de las exportaciones de quinua sufre una caída del 46% - La Razón

ボリビアからのキヌア輸出は、2016年1月のキヌア輸出額は510万ドルで、昨年同月の960万ドルから46%減となっています。

キヌアブーム終焉が最大の原因と考えられていますが、隣国ペルーにおける増産やボリビア国内の一部地域において天候の影響を受けた減収も輸出減少に影響を与えているようです。

キヌアとは何か


キヌアはコロンビアからボリビアにかけてのアンデス山脈一帯が原産と考えられており、5000年前から利用されてきた穀物の一種です。ビタミンやたんぱく質を多く含み、穀物類の中では栄養価の高い作物と位置付けられています。

主要な生産国はペルー、ボリビアが2大産地と成っており、次いでエクアドルと原産地であるアンデス高地周辺とで栽培されています。

ボリビアのキヌアの年間生産量は約3万8000トン。その3分の2以上が輸出されており、大半が欧米向けとなっています。

参照:Chenopodium quinoa - Wikipedia

キヌアを取り巻く状況


Photo:Quinua Real By:51114u9
Photo:Quinua Real By 51114u9

キヌアに国際的な注目が集まることにより、国際市場価格が暴騰しました。キヌアが換金作物となることによってアンデス地方の農民に現金収入の道が開かれましたが、ライ麦やソバといった他の雑穀類よりも収量が少ないため、現時点において急成長した国際的需要を満たすことができていません。

もともと、キヌアはアンデス高地における重要な主食の一つであり地産地消されていた作物でしたが、輸出を重視するあまりに、何千年にもわたり築かれてきた食文化が崩壊し始めていると指摘されています。

今回のボリビア産キヌアの輸出減による余波がどのような形で現れてくるのか関係者は注視している模様です。


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