スペイン語学習のヒント

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スペインの消費者団体「FACUA」が世界の118都市にある映画館の入館料を調査しました。その結果、世界で最も安い映画館は、中米ニカラグアにあることが判明しました。

その価格、日本円換算で230円程度のようです。

世界にある459の映画館のうちニカラグアが最安値


世界60カ国118都市の映画館を対象に、入場料などの情報を集めました。

その中からヨーロッパ3都市、南北アメリカ21都市、アフリカ2都市、アジア8都市、オセアニア4都市を調査対象としてピックアップ。これらの都市にある459の映画館の入場料をもとに比較調査しました。

そして、国ごとの物価の違いを考慮せず、単純に映画館の入場料だけで見た場合、ニカラグアが最安値となりました。

日本の映画館は世界一高い


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ちなみに、最も高額な入場料を設定していたのは東京の1800円です。
悲しい事に、私たちは世界一高額な映画を鑑賞しているようです。

東京(日本):1800円
マナグア(ニカラグア):230円程度

記事:FACUA analiza el precio del cine en 118 ciudades de todo el mundo



3Dシアターは、エクアドルが最安値、アブダビが最高額!


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エクアドルに3Dシアターがあるんですね。

およそ500円程度で3D映画が鑑賞出来るのは羨ましい限りです。日本では3Dシネマ観賞用の専用メガネの代金として、300円から500円程度徴収されますよね。

アブダビの映画館が日本の映画館以上の料金設定である事が驚き。
経済成長の衰えを感じない国ならではですね。

アブダビ(アラブ首長国連邦):2300円程度
キト(エクアドル):460円程度



映画鑑賞券の価値を労働力で換算してみる


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この調査の面白い所は、国によって平均収入も物価も違うのに同じ貨幣で比較するのではなく、その映画館の入場料を買うのにどれだけの労働力を要するのかという指標を用いて比較している所です。

この労働力の指標でみると、中国の北京にある映画館の週末の入場料が最も高額。


2時間以上労働すれば、映画1本の鑑賞


入場料を稼ぐのにどのくらいの労働力が必要なのかという、労働単位時間を指標に映画館入場料を比較すると、ラテンアメリカ諸国では、ベネズエラのカラカス、メキシコのメキシコ市なども映画を観るのに2時間半以上の労働が必要だそうです。

最も少ない労働力で映画鑑賞できる都市は、デンマークのコペンハーゲンで、30分以下の労働力で映画鑑賞できると試算されています。その他、アメリカ、ドイツ、スイス等が同程度の水準で映画鑑賞できるそうです。

ニカラグアで映画は安いと言うけれど


ニカラグア事情に詳しい人に、FACUAの調査結果に付いて意見を伺うと、意外な意見が帰ってきました。

それは、映画を観ること自体が、ニカラグアでは金持ちだけの特権のような状態となっており、世界最安値であってもニカラグア国民のほとんどの人は映画館に入る事すら難しい状況のようです。

たったの230円で映画鑑賞できるけれども、実際に映画館を利用する人はとても少ないです。その理由の一つに、利用者のほとんどが現地滞在中の外国人か、明らかにお金持ちの白人層に限られるからなんです。

先ほどの映画鑑賞券を買うお金「約230円」で屋台にて2回分の食事に相当するんですけど、もともと現金収入が少ない人たちは、そもそも映画に行く訳も無く路上でダラダラ過ごす毎日を楽しんでいるのです。

さらに、最近では海賊版のDVD等も出回っており、映画館に行くよりも安いコストで最新の映画を楽しむことが出来てしまうので、収入の少ないニカラグア人にとって映画館を利用するってことは、とてもハードルの高いことなのかなって思います。

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コメント

コメント一覧

    • 1. トーレ
    • 2010年03月29日 00:13
    • 2500ペソ(1ドル=1900ペソ前後)で見れますよ。
      これには驚きました。
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